「魄剣の継ぎ手」アイク_include
属性補正
炎属性
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140%
水属性
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100%
風属性
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71%
光属性
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100%
闇属性
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100%
モデル
ストーリー
アイク「うーん……、なんか今日は、いまいちしっくりこないな……。もっと、こっちの髪を盛って……、」
???「なあ~!なあ~!」
アイク「もう、なに?僕は今、忙しいんだよ。見てわかるだろ?」
???「わかるけどよ~、いつまでやってんだよ。おれはもう、お前の一人ヘアスタイルショウを見てるのは飽きてきたぜ。」
アイク「じゃあ、見なきゃいいだろ。っていうか、あんましゃべんないでよ。他の人に変に思われるだろ。」
「ただでさえ、剣から顔が出て、しゃべるなんて気持ち悪いのにさ。」
???「気持ち悪いとは失敬な!ユーモラスだろ~?ほれ!ほれ!」
アイク「ちょっと!ひょこひょこ顔出さないで!気が散る!」
「もう……、仲間になってもらおうとしてる主人公くんたちが紹介所に来るのは今日なんだよ。」
「その子たちが来る前に、髪の毛をバッチリキメて、仲間にしてくれるよう頼まなくちゃ。」
「大事だろ、見た目ってさあ。ほら、こうやって髪の毛をツンツンさせて盛るだけで、強そうに見えない?」
???「見た目だけ強そうに見えてもなあ……。」
アイク「いいんだよ、まずは形から!
「それにこれが、姉さんに対抗する方法の1つなんだから。」
「姉さんは僕が何を言っても大人しく守られててくれないし、あげくに内緒で家を出るし……、」
「強そうな見た目になって、ワイルドさで姉さんに勝てれば、僕が姉さんを守れるってわかって、僕を頼りにしてくれるはず……!」
???「たしかに、趣味が狩りの上に、服装もワイルドな姉貴に対抗したいって気持ちはわかるけどよ~。」
「いつも言ってるじゃねぇか。それなら、袖をギザギザに引きちぎって、髪をモヒカンにして、んで~……、」
アイク「却下!なにそれ、ダッサい!」
???「はあ~!?このかっこよさがわかんねえなんて、まだまだおこちゃまだな~。」
アイク「趣味が古いだけだろ。僕はおしゃれかつ、強そうになりたいんだよ。」
???「いや、強そうにおしゃれさはいらねえだろ。」
「ん?そうか!さては、モテたいんだろ~?」
「お前も、いつまでも姉貴のケツ追っかけてるだけのボーヤじゃなくなったってことかあ。」
アイク「は、はあ!?別にモテるためじゃないし。」
「それに、姉さんを追いかけてるのは姉さんが心配だからであって……、」
「そ、そりゃまあ、たしかにあの自由奔放なところに憧れたりはするけどさ……。」
「ああもう!とにかく黙ってて!主人公くんたちに引かれたら、仲間にしてもらえないかもしれな……、」
???「その主人公くんたちだが、さっき、お前の様子を少しうかがって、あっちに行っちまったぞ。」
アイク「は、はああああ!?」
「ちょ、ちょっと、なにそれ!早く言ってよ!っていうか、絶対変な奴らだって思われた!」
「仲間にしてもらえなかったらどうしよう……。っていうか、明日から僕らの噂が広まってたら……。」
???「ネガティブになるなよな~。なんとかなるって。」
「それより、とりあえず、追いかけたらどうだよ。」
アイク「う、うん!」
~~~~~~~~~~~~場面転換~~~~~~~~~~~~
アイク「あ、あの、主人公くん……!」
「その、さっき、僕のところに来てくれたって聞いて……、」
「へ、変に思ったかもしれないけど、えっと……、僕、君たちの仲間にしてほしくて……!」
主人公「仲間?むしろこっちからお願いしようと思ってたところなんだ!」
アイク「え?へ、変に思わないの?」
主人公「変?……ああ。あんまり必死に鏡を見てたから、何事かとは思ったけど」
「でも、そんなに外見に敏感なんだなって逆に感心したよ。俺は、髪形もおしゃれもよくわからないからさ。」
アイク「へ、へえ……、って、そっちかああっ!」
主人公「あ、そうだ。旅の中ではあそこまで身だしなみに時間かける暇はないと思うけど、大丈夫か?」
アイク「だ、だいじょう……、」
???「まあ、ちょっとばかりは、許してやってくれよ~」
「こいつ、戦う前に鏡を見て、僕はイケてる、僕はイケてる、超強そう!って自分で自分を励まさないと、戦えないんだよ。」
アイク「うるっさい!」
「って、あっ……。」
「あっ、あはは!ふ、腹話術……、なんて、さすがにキビしいか……。」
「気持ち悪いよね、顔が飛び出て、しゃべる剣なんて……。」
「で、でも、こいつ、余計なことは言うけど、悪いやつじゃなくて、だからその……、」
主人公「魔法がかかってる剣なんだな。魔法の国以外でも、そういうのってあるんだ……。」
アイク「えっ?」
主人公「あっ、俺、この後用事あるんだった。それじゃあ、これからよろしくな!アイク!」
アイク「う、うん……。」
???「ほらな~。なんとかなっただろ?」
アイク「うん……。」
「……って、お前の手柄じゃないだろ!主人公があちこち旅してたからだよ!」
「はあ……、なんにせよ、これで姉さんをまた探せるや。……これからも、よろしくな。」
???「おう。おれを扱えるのはお前だけだからな。お前は、おれが守ってやるよ!」
アイク「お前を振って戦ってるのは、僕だからね!?」
備考
「夜の契約者」ミスティカ、「逢魔ヶ時の影」ヴィクターとは知り合い
入手方法
ダイヤスカウト