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メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -攻略Wiki【メルスト攻略】

「巌窟の黒骨弓」サキュラ_include

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属性補正

炎属性

88%

水属性

88%

風属性

88%

光属性

100%

闇属性

160%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

サキュラ「・・・・・・。」

サキュラ「・・・・・・。」

主人公「ど、どうしたんですか、そんな複雑そうな顔をして・・・・・・。」

サキュラ「主人公か。・・・・・・これは由々しき問題だぞ。」

主人公「えっ、なにかあったんですか?」

サキュラ「癒やされてるとかなんとかでモンスターも襲ってこない。狩りに行かずとも、丸い光りもので食料が得られる。鍛錬も武器の手入れも終わった今・・・・・・、」

主人公「今・・・・・・?」

サキュラ「こなすべき仕事がないのだ!」

主人公「・・・・・・え?」

サキュラ「落ち着かん・・・・・・!余は本当にこうしてただ惚けていていいのか!?モンスターどもを威嚇しに行かなくていいのか!?」

主人公「い、いいんですよ!むしろ威嚇しに行ったら逆にまずいです!」

主人公「え、ええと・・・・・・、なにかやってみたいこととかないんですか?時間ができたらやりたかったこととか。」

サキュラ「やりたかったことか・・・・・・。」

主人公「村ではできなかったこととかでも!」

サキュラ「村ではできなかったこと・・・・・・、」

村のお姉さん「ねえ、私のことどのくらい好き?」

村のお兄さん「このくらい!」

村のお姉さん「私はこのくらい!」

村のお兄さん「えーっ、じゃあ俺はこのくらい!」

村のお兄さん・村のお姉さん「えへへへへー!」

サキュラ「・・・・・・。」

サキュラ「主人公、あれは何をしているのだ。」

主人公「えっ・・・・・・。いや、あれは、その・・・・・・、い・・・・・・。」

サキュラ「い?」

主人公「いちゃいちゃしてます。」

サキュラ「いちゃいちゃ。」

主人公「恋人とか夫婦の間柄の人たちが親しくして、想いを伝えあってる様子、みたいな・・・・・・。」

サキュラ「なるほど。」

主人公「(サキュラさん、険しい顔してるぞ・・・・・・。黒骨族では恋愛結婚なんてほとんどないらしいし、腑抜けてるように思われてるのかも・・・・・・!)」

サキュラ「(そうか。王国では好いた者同士で結婚できるのだったな。そうか、そうか)」

サキュラ「(・・・・・・フロタルがここにいればなあー)」

村のお姉さん「はい、あーんっ!」

村のお兄さん「あーん!えへへ、俺はこんな料理上手な彼女がいて幸せ者だなー!」

村のお姉さん「やだもぉー!」

サキュラ「今のは?」

主人公「あれもいちゃいちゃしてます。」

サキュラ「なるほど。」

サキュラ「・・・・・・なるほど。」

主人公「(も、ものすごい目であのカップルを見つめてる・・・・・・。どうしよう、怒ってる説が濃厚になってきた)」

サキュラ「(王国では、好き合っている者同士がああいう風に手ずから料理を分け与えるのか)」

サキュラ「(確かに食事時は、人間が最も無防備になる瞬間の1つ。それを他者に預けるとはこれ以上ない信頼の証なのかもしれん)」

サキュラ「(・・・・・・まあ、余だってフロタルが寝込んだ時に薬を飲ませたことくらいあるがな!)」

村のお兄さん「あっ、ごめん!そろそろ行かなくちゃ!」

村のお姉さん「えーっ、ほんと?さみしい~、けど好きだから我慢するね!」

村のお兄さん「ううっ、ごめんねごめんね!用事が終わったらすぐ会いに来るから!」

主人公「(よ、よかった!これでサキュラさんも・・・・・・)」

村のお姉さん「ふゥー・・・・・・、あの人、もうちょっとリードしてくれないかなぁ。未だに自分から手も握れないなんてないわー。」

主人公「(ええええー!)」

サキュラ「(・・・・・・。)」

主人公「(ああっ、サキュラさんがさらに目つきを険しく!)」

サキュラ「(リード、手をつなぐ・・・・・・。なるほど、それがいちゃいちゃには必要なのか)」

サキュラ「(まあ、余ならばそんなことはたやすいがな。なにしろ、手だってもう繋いだからな)」

サキュラ「(・・・・・・正確には力任せに組み伏せて、手首をつかんだだけだが)」

サキュラ「・・・・・・。」

サキュラ「(最低だ・・・・・・)」

主人公「(た、ため息とともに顔を覆ってしまった。もう見るのもいやということなのか・・・・・・)」

主人公「あ、あのサキュラさん・・・・・・、呆れてますか?」

サキュラ「呆れる?」

主人公「その、ああいうことは黒骨族ではしないんですよね?いちゃいちゃする暇があれば、鍛錬や仕事とか、他にやるべきことがあるというか・・・・・・、」

サキュラ「・・・・・・。」

サキュラ「・・・・・・ああ、そうだな。呆れたのは、お前たちの豊かさにあてられた己にだ。」

主人公「え?」

サキュラ「・・・・・・村から遠く離れたこの地に、余を族長として見る者はいない。それゆえにか、いつの間にか忘れていたようだ。」

サキュラ「そして夢見た、今は選べぬ可能性を。余が族長としてなすべきことを忘れて。」

サキュラ「・・・・・・主人公、案内を頼めるか?」

主人公「えっ?は、はい。でも、案内ってどこをです?」

サキュラ「任せる。余は・・・・・・、お前たちの豊かさを知りたい。フロタルが語り、手を伸ばすその先を。」

主人公「・・・・・・、」

主人公「わかりました。じゃあ、まずは・・・・・・、」

サキュラ「(・・・・・・族長は夫とともに村を繁栄へと導く者。ならば、これが今の余がなすべきことなのだ。フロタルが村にもたらさんとしているものを知ることが)」

サキュラ「(だから今は・・・・・・、いつかの未来、フロタルの語る豊かな村で、皆が暮らせるようになるまでは)」

サキュラ「(族長として恥じぬ己でいなければ。族長になりたかった理由がどんなものであれ、その責務を果たすことが、けじめなのだ)」

サキュラ「(あの夜のことはなかったこと、酔っ払いの戯言。恋愛にうつつを抜かすなど、皆の手本となるべき族長がするべきことではないのだから)」

サキュラ「(だが、いつか・・・・・・、いつかの未来が訪れたなら)」

サキュラ「(そうしたら、フロタルとしてみたい。今の村では、我らにはできない、いちゃいちゃという、想いの伝え方を)」



備考



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ゲーム情報
タイトル メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/02/18
    • Android
    • リリース日:2014/01/30
カテゴリ
ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

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