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「思召待つ緋金」エデンエリス

最終更新日時 :
1人が閲覧中
最終更新者:まーく

「思召待つ緋金」エデンエリスの基本データ

出身空の国
年齢12歳
性別
レアリティ★5
属性
成長タイプ晩成
武器光聖柱術
武器種別魔法
同時攻撃数2体
攻撃段数5段

初期体力初期攻撃力
1,7774,333
最大体力最大攻撃力
3,7319,099
覚醒体力覚醒攻撃力
5,83114,274
スキル進化体力スキル進化攻撃力
--
移動速度攻撃間隔
592.71
リーチタフネス
18034
DPS総合DPS
33586715
覚醒DPS覚醒総合DPS
5,26710,534
スキル進化DPSスキル進化総合DPS
--

進化-
-
スキル1-
-
スキル2-
-
追加日2018.03.31
ダイヤ限定★5&★4スカウトフェス2018.03.31
入手方法各種ダイヤスカウト
-


属性補正

炎属性

86%

水属性

86%

風属性

86%

光属性

100%

闇属性

170%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

(夜の平原)


エデンエリス「(神よ。どうか、妹をお救いください)」

エデンエリス「(この星空の下で、あの子が行くあてもないままさまよい、泣いているのではないかと不安でなりません)」

エデンエリス「(神よ。なぜ、あの子は宮殿を抜け出したのでしょう。わたくしにはわからないのです)」

エデンエリス「(わたくしや、ロミアチシャが教えた星座を、あの子は自分の目で直接みたかったというのでしょうか)」

エデンエリス「(確かに、空を彩る星々は部屋の壁画とは比べものにならないとわかっています。でもそれ以上に宮殿のそとはあの子にとって危険です)」

エデンエリス「(神よ。なぜあなた様は妹に……)」

エデンエリス「(いえ。今はこれを問うている場合ではありませんでしたね)」

エデンエリス「マギナアリス。世界でいちばん美しい、わたくしの妹。どうか、どうかこの地上で無事でいて。」

主人公「……、エデンエリス。」

エデンエリス「主人公様。いらっしゃったのですね。わたくしとしたことが、気づかず申し訳ありません。」

エデンエリス「いや、俺が声をかけるタイミングを見失ったというか……。」

主人公「エデンエリスの祈ってる姿が、あまりにも神聖な雰囲気で、圧倒されたというか。」

エデンエリス「ふふ。それは、いろんな方に言われます。」

エデンエリス「それより。なにか情報は得られましたか。」

主人公「それが……、エデンエリスが探している妹さんのことを町で聞いてみたけど、みんな、心当たりがないって。」

主人公「エデンエリスと同じくらいの身長で、鮮やかな紅髪をした天空の民の子……。」

主人公「きっと目立つだろうし、見かけたら忘れないと思うんだ。」

主人公「町の人たちに心当たりがないなら、このあたりに妹さんは来ていないのかもしれないな。」

エデンエリス「そう、ですか。」

エデンエリス「主人公様、ありがとうございます。お手間をおかけしました。」

主人公「これくらい、どうってことないさ。早く妹さんが見つかるといいんだけど……。」

エデンエリス「そうですね。はやく、あの子を宮殿に連れ戻さなくては、大変なことになります」

主人公「ん?どういうことだ?」

エデンエリス「……せっかく仲間になっていただいたのです。主人公様にはお伝えしておくべきですね。わたくしと妹の、本当のことを。」

エデンエリス「わたくしが妹探しをお願いした時、妹の容姿について1つだけ、どうしても勇気が出ずにお伝えできなかったことがあるのです。」

主人公「……かなり大事な話なんだな。」

エデンエリス「そうですね。わたくしと妹、そしてアプネティアの民にとっては。」

主人公「それなら、場所を移そうか。今なら紹介所に人はいないだろうし、そこで話そう。」

エデンエリス「……わかりました。」


(場面切り替え・夜の紹介所)


主人公「ほら、エデンエリス。外で祈っていたから、身体が冷えただろ?お茶を淹れたから、よかったら飲んでくれ。」

エデンエリス「ありがとうございます、主人公様。」

エデンエリス「……怒らないのですね。」

主人公「何に対してだ?」

エデンエリス「わたくしが、主人公様に真実をお伝えしていなかったことに、です」

主人公「怒らないさ。何か言いづらい理由があったんだろ?」

エデンエリス「……はい。でも今となっては、なぜ言えなかったのかわかりません。主人公様は天空の民ではないのに。」

エデンエリス「……、実は、わたくしと妹は純血の天空の民ではないのです。この身体には地上の民であるサイ族の血が流れています。」

主人公「そうなのか。エデンエリスは左右の翼の色が違うこと以外、他の天空の民となんの変わりもなさそうに見えるけど。」

エデンエリス「はい、わたくしのほうは言わなければ混血だとわからないと思います。」

エデンエリス「サイ族と天空の民とのクォーターである母上も、容姿は普通の天空の民です。」

エデンエリス「ですが、妹の容姿にだけ、サイ族の血が色濃く反映されました。」

エデンエリス「わたくしの妹、マギナアリスは天空の民でありながら、角を持っているのです。」

主人公「それが、なにかいけないことなのか。」

エデンエリス「空の国では、地上の民に触れたもの穢れのために翼が落ちると言われています。」

エデンエリス「それを信じる人々にとっては、地上の民の血が流れる天空の民など、もってのほか。」

エデンエリス「わたくしと母上が混血であることを隠せても、妹に角があることは隠せません。」

エデンエリス「もし、妹の角がきっかけで混血であることをアプネティアの民に知られれば……、」

エデンエリス「地上の穢れを背負っている者としてアプネティアを追放されてしまうでしょう。」

エデンエリス「アプネティアの民が、みな優しいことは理解しています。でも、わたくしはどうしても妹の角が理解されなかった時のことを考えてしまうのです。」

エデンエリス「だからわたくしは、マギナアリスを宮殿の一室に匿いました。」

エデンエリス「それなのに、あの子はそとの世界へと出て行ってしまって……。」

主人公「だから、一刻もはやく妹さんを見つけ出して、宮殿に連れて帰りたいのか。」

エデンエリス「はい、あの子にとって、そとは危険なのです。宮殿こそがあの子にとって安息の場所ですから。」

主人公「……。」

エデンエリス「わたくしは、神に感謝して生きています。父上と母上のもとに導いてくださったこと、可愛い妹をくださったこと。」

エデンエリス「すべてを、心からありがたいことだと思っています。」

エデンエリス「ですが……、わたくしは、祈るときにいつも神に問うてしまうのです。」

エデンエリス「なぜ、わたくしたち天空の民とそうは変わらぬ地上の民は穢れているというのか。どうして、わたくしの可愛い妹だけに角があるのか。」

エデンエリス「神を信じるがゆえに、わからないことが日に日に増えていくのです。」

主人公「わからないこと、か。」

エデンエリス「すみません、主人公様。わたくし、ひとりで語りすぎてしまいましたね。」

主人公「……いや。エデンエリスはたくさんのものを抱えているんだな。」

エデンエリス「ひとりで考えすぎる癖をなおしなさいと、母上にも父上にもよく言われます。」

主人公「考え込むのは、エデンエリスが妹さんを思ってのことだろ。」

主人公「まあ確かに、ひとりで考え込むと、つらくなることもあるだろうから、仲間の俺にも相談してくれたら嬉しいよ。」

エデンエリス「ふふ、そうですね。」

主人公「紅茶が冷めたんじゃないか。ほら、これ。新しく淹れなおしたから。」

エデンエリス「……あたたかいですね。まるで、あの子の小さな手のようです。」

エデンエリス「だからでしょうか、ふたりで手を繋いで眠った夜を思い出しました。」

主人公「仲が良かったんだな。」

エデンエリス「そうですね。いつも一緒にいるのが当たり前でした。」

エデンエリス「……そう。わたくしは、いつもあの子の体温をそばで感じ取っていたかったのです。」

エデンエリス「思えば、あの子は眠る前に『おねえさまといっしょにそとの景色を眺めたいです』と言っていました。」

エデンエリス「あの子もわたくしと同じように、一緒にいることを望んでいた……」

エデンエリス「どうしてわたくしは、そんな大事なことを忘れていたのでしょう。」

エデンエリス「わたくしが気づけなかったからこそ、あの子は待ちくたびれて、ひとりでそとの世界へ出て行ったのでしょうか……。」

エデンエリス「……。」

主人公「エデンエリス。急に窓の外に手を伸ばして、どうしたんだ。」

エデンエリス「……主人公様。わたくし、ようやくひとつ、気がつけました。」

エデンエリス「今のわたくしでは、いくら探しても、あの子の心に近づくことはできません。」

エデンエリス「わたくしは、傲慢ですね。気づかぬうちに、あの子の心は、ずっとわたくしのそばにあると思い込んでいたのです。」

主人公「大切な人ほどそばにいてほしいと願うのは、当然だと思うけど……。」

エデンエリス「そうですね。でも、だからこそ、あの子はわたくしの手から離れていったのかもしれません。」

エデンエリス「かたい、意思を持って。角の重みで飛べないと思っていたのに、あの子はいつのまにか、自由に羽ばたいていました。」

エデンエリス「次に出会った時、真っ先に謝らなければなりませんね。」

主人公「エデンエリスが正しいと思ったことをしたらいいさ。妹さんとは姉妹なんだ。きっとまた、わかりあえると思う。」

エデンエリス「はい。ありがとうございます、主人公様。」

エデンエリス「マギナアリス。わたくしのたったひとりの愛おしい妹。」

エデンエリス「あなたとわたくしの心は今、離ればなれですが、きっとまた寄りそえると、わたくしは信じています。」

エデンエリス「マギナアリス。あたたかな手をした、わたくしの宝物。」

エデンエリス「あなたの今と未来の平穏を願うこの祈りは……、神ではなく、小さく美しい、あなた自身に捧げます。」


備考


※ ステータスの項目名でよくわからない場合は「ユニットページについて」を参照してください。
※ 画像やステータスなど掲載の無い場合は情報提供してくださると助かります。ストーリーはネタバレ配慮のため、コメント欄へ直接書き込まず返信から投稿してください。


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コメント (「思召待つ緋金」エデンエリス)
  • 総コメント数26
  • 最終投稿日時 2018/04/07 02:54
    • さすらいの癒術師さん
    26
    2018/04/07 02:54 ID:s7xn7zfq

    >>9

    ご提供ありがとうございます。反映しました。

    • さすらいの癒術師さん
    25
    2018/04/04 14:03 ID:r0dfeidt

    >>10

    以上です。なんとなく引いてひさびさに☆5をお迎えしちゃった記念にストーリー提供。

    フロイレイダ型の魔法ユニットは初お迎えなので育成がんばります。

    • さすらいの癒術師さん
    24
    2018/04/04 14:00 ID:r0dfeidt

    >>10

    エ「マギナアリス。わたくしのたったひとりの愛おしい妹。」

    エ「あなたとわたくしの心は今、離ればなれですが、きっとまた寄りそえると、わたくしは信じています。」

    エ「マギナアリス。あたたかな手をした、わたくしの宝物。」

    エ「あなたの今と未来の平穏を願うこの祈りは……、神ではなく、小さく美しい、あなた自身に捧げます。」

    • さすらいの癒術師さん
    23
    2018/04/04 13:59 ID:r0dfeidt

    >>10

    エ「そうですね。でも、だからこそ、あの子はわたくしの手から離れていったのかもしれません。」

    エ「かたい、意思を持って。角の重みで飛べないと思っていたのに、あの子はいつのまにか、自由に羽ばたいていました。」

    エ「次に出会った時、真っ先に謝らなければなりませんね。」

    主「エデンエリスが正しいと思ったことをしたらいいさ。妹さんとは姉妹なんだ。きっとまた、わかりあえると思う。」

    エ「はい。ありがとうございます、主人公様。」

    • さすらいの癒術師さん
    22
    2018/04/04 13:49 ID:r0dfeidt

    >>10

    エ「どうしてわたくしは、そんな大事なことを忘れていたのでしょう。」

    エ「わたくしが気づけなかったからこそ、あの子は待ちくたびれて、ひとりでそとの世界へ出て行ったのでしょうか……。」

    エ「……。」

    主「エデンエリス。急に窓の外に手を伸ばして、どうしたんだ。」

    エ「……主人公様。わたくし、ようやくひとつ、気がつけました。」

    エ「今のわたくしでは、いくら探しても、あの子の心に近づくことはできません。」

    エ「わたくしは、傲慢ですね。気づかぬうちに、あの子の心は、ずっとわたくしのそばにあると思い込んでいたのです。」

    主「大切な人ほどそばにいてほしいと願うのは、当然だと思うけど……。」

    • さすらいの癒術師さん
    21
    2018/04/04 13:38 ID:r0dfeidt

    >>10

    主「紅茶が冷めたんじゃないか。ほら、これ。新しく淹れなおしたから。」

    エ「……あたたかいですね。まるで、あの子の小さな手のようです。」

    エ「だからでしょうか、ふたりで手を繋いで眠った夜を思い出しました。」

    主「仲が良かったんだな。」

    エ「そうですね。いつも一緒にいるのが当たり前でした。」

    エ「……そう。わたくしは、いつもあの子の体温をそばで感じ取っていたかったのです。」

    エ「思えば、あの子は眠る前に『おねえさまといっしょにそとの景色を眺めたいです』と言っていました。」

    エ「あの子もわたくしと同じように、一緒にいることを望んでいた……」

    • さすらいの癒術師さん
    20
    2018/04/04 13:28 ID:r0dfeidt

    >>10

    エ「神を信じるがゆえに、わからないことが日に日に増えていくのです。」

    主「わからないこと、か。」

    エ「すみません、主人公様。わたくし、ひとりで語りすぎてしまいましたね。」

    主「……いや。エデンエリスはたくさんのものを抱えているんだな。」

    エ「ひとりで考えすぎる癖をなおしなさいと、母上にも父上にもよく言われます。」

    主「考え込むのは、エデンエリスが妹さんを思ってのことだろ。」

    主「まあ確かに、ひとりで考え込むと、つらくなることもあるだろうから、仲間の俺にも相談してくれたら嬉しいよ。」

    エ「ふふ、そうですね。」

    • さすらいの癒術師さん
    19
    2018/04/04 13:19 ID:r0dfeidt

    >>10

    主「……。」

    エ「わたくしは、神に感謝して生きています。父上と母上のもとに導いてくださったこと、可愛い妹をくださったこと。」

    エ「すべてを、心からありがたいことだと思っています。」

    エ「ですが……、わたくしは、祈るときにいつも神に問うてしまうのです。」

    エ「なぜ、わたくしたち天空の民とそうは変わらぬ地上の民は穢れているというのか。どうして、わたくしの可愛い妹だけに角があるのか。」

    • さすらいの癒術師さん
    18
    2018/04/04 13:12 ID:r0dfeidt

    >>10

    エ「アプネティアの民が、みな優しいことは理解しています。でも、わたくしはどうしても妹の角が理解されなかった時のことを考えてしまうのです。」

    エ「だからわたくしは、マギナアリスを宮殿の一室に匿いました。」

    エ「それなのに、あの子はそとの世界へと出て行ってしまって……。」

    主「だから、一刻もはやく妹さんを見つけ出して、宮殿に連れて帰りたいのか。」

    エ「はい、あの子にとって、そとは危険なのです。宮殿こそがあの子にとって安息の場所ですから。」

    • さすらいの癒術師さん
    17
    2018/04/04 13:07 ID:r0dfeidt

    >>10

    エ「わたくしの妹、マギナアリスは天空の民でありながら、角を持っているのです。」

    主「それが、なにかいけないことなのか。」

    エ「空の国では、地上の民に触れたもの穢れのために翼が落ちると言われています。」

    エ「それを信じる人々にとっては、地上の民の血が流れる天空の民など、もってのほか。」

    エ「わたくしと母上が混血であることを隠せても、妹に角があることは隠せません。」

    エ「もし、妹の角がきっかけで混血であることをアプネティアの民に知られれば……、」

    エ「地上の穢れを背負っている者としてアプネティアを追放されてしまうでしょう。」

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ゲーム情報
タイトル メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/02/18
    • Android
    • リリース日:2014/01/30
カテゴリ
ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

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