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「湊国の洸擁王」ナマールィ

最終更新日時 :
1人が閲覧中
最終更新者:まーく

「湊国の洸擁王」ナマールィの基本データ

出身砂漠の国
年齢46歳
性別
レアリティ★5
属性
成長タイプ晩成
武器双魚澪法
武器種別打撃
同時攻撃数4体
攻撃段数-

初期体力初期攻撃力
2,9002,800
最大体力最大攻撃力
6,0905,880
覚醒体力覚醒攻撃力
9,5409,180
スキル進化体力スキル進化攻撃力
--
移動速度攻撃間隔
523.20
リーチタフネス
13063
DPS総合DPS
18387350
覚醒DPS覚醒総合DPS
2,86911,475
スキル進化DPSスキル進化総合DPS
--

進化-
-
スキル1-
-
スキル2-
-
追加日2021.06.30
7月新ユニット追加フェス2021
入手方法レターピース・各種ダイヤスカウト他
-


属性補正

炎属性

 170%

水属性

 100%

風属性

 59%

光属性

 100%

闇属性

 100%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

<紹介所>

紹介所のお姉さん「あわわわ……。」

紹介所のお姉さん「ど、どうしましょう、止めた方がいいのかしら……。」

主人公「どうしたんですか、こんな物陰で。」

紹介所のお姉さん「んぎゃあ!」

主人公「のわぁ!?」

紹介所のお姉さん「はっ、主人公くん!」

紹介所のお姉さん「ちょうどよかった!あなたも見て!そして意見を……、いえ、そこまでは求めないわ!」

紹介所のお姉さん「とにかく共有して!この気持ちを!」

主人公「ええ……なんですか急に?」

「いいから早く!こっち!」

「な、なんですか。なんですか。いったい何が……、」

町の女の子「はい、あなた。ごはんですよ〜。」

町の男の子「やぁやぁ、これはおいしそうだ。」

主人公「……ただのおままごとに見えますけど。」

紹介所のお姉さん「ええ、あの子たちだけならね。問題なのは……、」

町の女の子「赤ちゃんにもごはんをあげましょうね〜。おなか空きまちたか〜?」

ナマールィ「ばぶぅ。」

主人公「……!」

主人公「……!」

主人公「……!」

紹介所のお姉さん「ね!」

主人公「よりによって、なんでナマールィ様が赤ちゃん役なんですか!」

紹介所のお姉さん「子供の無邪気さが生んだ悲劇よ!あの子たち、ナマールィ様の正体知らないから!」

主人公「にしてもあの人を見て、赤ん坊役には配置しないでしょ!」

ナマールィ「子供の発想力とは水の如く自由なもの。大人の枠組みでは捉えられまい。」

町の女の子「よしよし〜。おねむり〜。」

主人公「脳が混乱するんで、寝かしつけられながら含蓄に富んだ台詞を言うのは、やめてもらってもいいですか……。」

主人公「というか、はっ!す、すみません!のぞき見ちゃって!」

紹介所のお姉さん「わ、忘れます!なんとかして!」

ナマールィ「構わぬ。今の余に、何一つとして恥じるべき点などなし。」

町の男の子「はい、よだれかけをつけようねー。」

ナマールィ「大義である。」

主人公&紹介所のお姉さん「……。」

ナマールィ「……。」

ナマールィ「心ゆくまで目に焼き付けるがよい!」

紹介所のお姉さん「勘弁してください!」

町の女の子「もー、邪魔しないでよ!せっかくいいところだったのに!」

紹介所のお姉さん「あっ!ご、ごめんなさいね?あまりにも気になってつい……。」

主人公「ご、ごめん。」

町の男の子「しょうがないな〜。じゃあ一緒におままごとやってくれたら、許してあげる!」

主人公「わ、わかった。」

紹介所のお姉さん「仕事があるから、ちょっとだけね?」

町の女の子「やったぁ!」

ナマールィ「ふ、随分と大家族になったな。」

町の女の子「じゃあ、せっかくだし配役も変えちゃいましょ!お母さん役は紹介所のお姉さんでー……。」

町の女の子「おじちゃんはお父さん役ね!」

ナマールィ「……。」

ナマールィ「そうか。余が父親役か。」

町の女の子「あれ、嫌だった?」

ナマールィ「いや、そうではない。ただ……。」

ナマールィ「余に務まるかと、少し不安を覚えただけのこと。」


<回想>

ナマールィ「ぬぅ……ん。」

ナマールィ「こうか。」

ルヴィ「陛下……。それでは大事なところが隠せていませんよ。」

ナマールィ「むぅ、そうか。難しいものだな、おしめ替えというものは。」

ナマールィ「では、もう一度だ。」

ルヴィ「そのぉ、おしめ替えは私や乳母がやりますよ?このような些事で陛下のお手を煩わせるわけには……。」

ナマールィ「些事なものか。生まれてくるのは俺の子供でもあるのだ。」

ナマールィ「できたぞ、こうだな。」

ルヴィ「違いますね。」

ナマールィ「むぅ。」

月魚「おぉぉぉ……。」

ナマールィ「なんだ、わざわざ出てきて。俺を馬鹿にしにきたのか?」

ナマールィ「ふん、ならば精々笑っているがいい。お前もいずれ父となる身。そうなれば俺の苦労も……、」

ナマールィ「……お前達におしめなどないか。」

月魚「おぉおおおお!」

ルヴィ「ふふふ。」

ナマールィ「お前まで笑う必要はなかろう……。」

ルヴィ「ふふふ、ふぅ……失礼しました。すねないでくださいな。」

ルヴィ「できなくてもよいではありませんか。おしめ替えや、離乳食を作ることだけが、父親の役割ではないのですから。」

ルヴィ「貴方には、貴方にしかできない父親がある。この子にはそれを見せてあげればいいのです。」

ナマールィ「俺だけができる父親……。」

ルヴィ「それがどんな形かはまだわかりません。この子がどのような性格に育ち、どのような夢を抱くかで変わってくるでしょう。」

ルヴィ「しかし、その形はきっと存在し、貴方はそれになることができる。それだけは確かです。」

ルヴィ「だから、ご安心くださいませ?」

ナマールィ「……お前には教えられてばかりだ。」

ルヴィ「いただいた幸せを考えれば、当然のことでございますよ。」

月魚「うぅぅぅぅ……。」

ナマールィ「えぇい、茶化すな。お前とて子を抱える妻がある身、とっとと帰って様子を見てやらんか。」

ルヴィ「うふふふふふ……。」

ナマールィ「お前はまだ。」

ルヴィ「ふふふ、お許しくださいませ。楽しみになってしまって。」

ナマールィ「楽しみ?」

ルヴィ「すでにこれほど潤いある私の人生に、更に新しい幸せが加わるのですよ?しかも、もう遠くない未来に!」

ルヴィ「ああ、その時は幸せが洪水となり、私は溺れてしまうのではないかしら?楽しみです、とっても。」

ルヴィ「とっても楽しみなんですよ?ムディア。」

月魚&ナマールィ「……。」

月魚「……うぅぅぅ。」

ナマールィ「ああ、俺もお前に誓おう。同じく父になるものとして。」

ナマールィ「必ず、良き父となると。」


<暗転>

「結局……。俺が良い父となれたかはわからずじまいだ。」

「いや、ままごとの父親役でさえ、『王様みたい』とダメ出しをくらってしまったのだ。あまり期待はできんかもしれんな。」


<河原>

ダウゥツル「……とぅー。」

ナマールィ「フッフッフ、そうだな。結局のところはままごと。実際にそうと断じるのは早計か。」

ナマールィ「だが、確かめるすべがないのも事実よ。」

ダウゥツル「……。」

ナマールィ「よいのだ。肝心なのは俺が良き父親になることではない。我が娘の幸せよ。」

ナマールィ「ヴェルテュから、娘はあの一夜を生き延びたと聞いた。その後も健やかに育ち、子を産んだとも。俺はそれを何よりも嬉しく思う。」

ダウゥツル「……とぅー。」

ナマールィ「……お前、父親のようなことを言うようになったなぁ。あれもお節介焼きだった。」

ナマールィ「わかった、わかった。認めよう。その成長を見守れなかったのは至極無念だ。無念に決まっているであろう、言わせるな。」

ナマールィ「永久に守っていてやりたかったに、決まっている……。」

ダウゥツル「……。」

ナマールィ「だが、な。俺の妻は美しく陽気で気立てがよく、聡明だ。あいつの言葉は今なお、俺を救う。」

ダウゥツル「とぅー……?」

ナマールィ「つまり、今の俺にしかできない父親があるということだ。」

「見よ、ダウゥツル。俺の時代より遥かに広がったこの世界のどこかに、我が娘の子孫は今も命を輝かせている。」

「ならばこの世界を守ることは、その血を守り、ひいては娘を守ることに繋がろう。俺はそう考えることとした。」

「故に余は、その思いも込めてこの世界を守ろう。かつての王として、そして一人の父親として。」

ナマールィ「そして、お前の父と約束を交わした友としても。」

ダウゥツル「……。」

ナマールィ「果たそうぞ。我らが家族の尊厳と想いを守るために。」

ナマールィ「それこそが、我らの役割である。」

ダウゥツル「……とぅぅううー。」


備考



※ ステータスの項目名でよくわからない場合は「ユニットページについて」を参照してください。
※ 画像やステータスなど掲載の無い場合は情報提供してくださると助かります。ストーリーはネタバレ配慮のため、コメント欄へ直接書き込まず返信から投稿してください。


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コメント (「湊国の洸擁王」ナマールィ)
  • 総コメント数15
  • 最終投稿日時 2022/01/19 18:43
    • さすらいの癒術師さん
    15
    2022/01/19 18:43 ID:ioeknuet

    >>1

    「故に余は、その思いも込めてこの世界を守ろう。かつての王として、そして一人の父親として。」

    ナマールィ「そして、お前の父と約束を交わした友としても。」

    ダウゥツル「……。」

    ナマールィ「果たそうぞ。我らが家族の尊厳と想いを守るために。」

    ナマールィ「それこそが、我らの役割である。」

    ダウゥツル「……とぅぅううー。」

    • さすらいの癒術師さん
    14
    2022/01/19 18:43 ID:ioeknuet

    >>1

    ナマールィ「永久に守っていてやりたかったに、決まっている……。」

    ダウゥツル「……。」

    ナマールィ「だが、な。俺の妻は美しく陽気で気立てがよく、聡明だ。あいつの言葉は今なお、俺を救う。」

    ダウゥツル「とぅー……?」

    ナマールィ「つまり、今の俺にしかできない父親があるということだ。」

    「見よ、ダウゥツル。俺の時代より遥かに広がったこの世界のどこかに、我が娘の子孫は今も命を輝かせている。」

    「ならばこの世界を守ることは、その血を守り、ひいては娘を守ることに繋がろう。俺はそう考えることとした。」

    • さすらいの癒術師さん
    13
    2022/01/19 18:42 ID:ioeknuet

    >>1

    ナマールィ「だが、確かめるすべがないのも事実よ。」

    ダウゥツル「……。」

    ナマールィ「よいのだ。肝心なのは俺が良き父親になることではない。我が娘の幸せよ。」

    ナマールィ「ヴェルテュから、娘はあの一夜を生き延びたと聞いた。その後も健やかに育ち、子を産んだとも。俺はそれを何よりも嬉しく思う。」

    ダウゥツル「……とぅー。」

    ナマールィ「……お前、父親のようなことを言うようになったなぁ。あれもお節介焼きだった。」

    ナマールィ「わかった、わかった。認めよう。その成長を見守れなかったのは至極無念だ。無念に決まっているであろう、言わせるな。」

    • さすらいの癒術師さん
    12
    2022/01/19 18:42 ID:ioeknuet

    >>1

    月魚「……うぅぅぅ。」

    ナマールィ「ああ、俺もお前に誓おう。同じく父になるものとして。」

    ナマールィ「必ず、良き父となると。」

    〜暗転〜

    「結局……。俺が良い父となれたかはわからずじまいだ。」

    「いや、ままごとの父親役でさえ、『王様みたい』とダメ出しをくらってしまったのだ。あまり期待はできんかもしれんな。」

    〜河原〜

    ダウゥツル「……とぅー。」

    ナマールィ「フッフッフ、そうだな。結局のところはままごと。実際にそうと断じるのは早計か。」

    • さすらいの癒術師さん
    11
    2022/01/19 18:41 ID:ioeknuet

    >>1

    ルヴィ「うふふふふふ……。」

    ナマールィ「お前はまだ。」

    ルヴィ「ふふふ、お許しくださいませ。楽しみになってしまって。」

    ナマールィ「楽しみ?」

    ルヴィ「すでにこれほど潤いある私の人生に、更に新しい幸せが加わるのですよ?しかも、もう遠くない未来に!」

    ルヴィ「ああ、その時は幸せが洪水となり、私は溺れてしまうのではないかしら?楽しみです、とっても。」

    ルヴィ「とっても楽しみなんですよ?ムディア。」

    月魚&ナマールィ「……。」

    • さすらいの癒術師さん
    10
    2022/01/19 18:41 ID:ioeknuet

    >>1

    ルヴィ「それがどんな形かはまだわかりません。この子がどのような性格に育ち、どのような夢を抱くかで変わってくるでしょう。」

    ルヴィ「しかし、その形はきっと存在し、貴方はそれになることができる。それだけは確かです。」

    ルヴィ「だから、ご安心くださいませ?」

    ナマールィ「……お前には教えられてばかりだ。」

    ルヴィ「いただいた幸せを考えれば、当然のことでございますよ。」

    月魚「うぅぅぅぅ……。」

    ナマールィ「えぇい、茶化すな。お前とて子を抱える妻がある身、とっとと帰って様子を見てやらんか。」

    • さすらいの癒術師さん
    9
    2022/01/19 18:40 ID:ioeknuet

    >>1

    ナマールィ「……お前達におしめなどないか。」

    月魚「おぉおおおお!」

    ルヴィ「ふふふ。」

    ナマールィ「お前まで笑う必要はなかろう……。」

    ルヴィ「ふふふ、ふぅ……失礼しました。すねないでくださいな。」

    ルヴィ「できなくてもよいではありませんか。おしめ替えや、離乳食を作ることだけが、父親の役割ではないのですから。」

    ルヴィ「貴方には、貴方にしかできない父親がある。この子にはそれを見せてあげればいいのです。」

    ナマールィ「俺だけができる父親……。」

    • さすらいの癒術師さん
    8
    2022/01/19 18:39 ID:ioeknuet

    >>1

    ナマールィ「では、もう一度だ。」

    ルヴィ「そのぉ、おしめ替えは私や乳母がやりますよ?このような些事で陛下のお手を煩わせるわけには……。」

    ナマールィ「些事なものか。生まれてくるのは俺の子供でもあるのだ。」

    ナマールィ「できたぞ、こうだな。」

    ルヴィ「違いますね。」

    ナマールィ「むぅ。」

    月魚「おぉぉぉ……。」

    ナマールィ「なんだ、わざわざ出てきて。俺を馬鹿にしにきたのか?」

    ナマールィ「ふん、ならば精々笑っているがいい。お前もいずれ父となる身。そうなれば俺の苦労も……、」

    • さすらいの癒術師さん
    7
    2022/01/19 18:39 ID:ioeknuet

    >>1

    町の女の子「おじちゃんはお父さん役ね!」

    ナマールィ「……。」

    ナマールィ「そうか。余が父親役か。」

    町の女の子「あれ、嫌だった?」

    ナマールィ「いや、そうではない。ただ……。」

    ナマールィ「余に務まるかと、少し不安を覚えただけのこと。」

    〜回想〜

    ナマールィ「ぬぅ……ん。」

    ナマールィ「こうか。」

    ルヴィ「陛下……。それでは大事なところが隠せていませんよ。」

    ナマールィ「むぅ、そうか。難しいものだな、おしめ替えというものは。」

    • さすらいの癒術師さん
    6
    2022/01/19 18:38 ID:ioeknuet

    >>1

    町の女の子「もー、邪魔しないでよ!せっかくいいところだったのに!」

    紹介所のお姉さん「あっ!ご、ごめんなさいね?あまりにも気になってつい……。」

    主人公「ご、ごめん。」

    町の男の子「しょうがないな〜。じゃあ一緒におままごとやってくれたら、許してあげる!」

    主人公「わ、わかった。」

    紹介所のお姉さん「仕事があるから、ちょっとだけね?」

    町の女の子「やったぁ!」

    ナマールィ「ふ、随分と大家族になったな。」

    町の女の子「じゃあ、せっかくだし配役も変えちゃいましょ!お母さん役は紹介所のお姉さんでー……。」

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ゲーム情報
タイトル メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/02/18
    • Android
    • リリース日:2014/01/30
カテゴリ
ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

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