「継ぎ接ぐ虚無」ノーフィール_include
属性補正
炎属性
80%
水属性
125%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
▽ダメージ時も無表情
ストーリー
主人公「ノーフィールさん、仲間になってくれてありがとうございます…。」
ノーフィール「うっ、そんなに疑いの目を向けないでくれ…。」
主人公「あっ、すいません、つい事件屋大成功の看板を探しちゃって…。ノーフィールさんは嘘の事件を起こす事件屋だし…。」
ノーフィール「くっ、ディベールテスマーでは悪かったよ!そのお詫びとして、しばらくの間は旅を手伝うからなにとぞレビューと口コミの方を…!」
主人公「必死だ…!?」
ノーフィール「事件屋とスリル・フードの売り上げが今のところ、俺たちの収入源なんだよ~!悪評が広まったら生活できなくなる…!」
主人公「な、なるほど…。たしか、兄妹だけで暮らしてるんでしたっけ…?」
ノーフィール「まあな、あとは新入りのサロだけだ。本当は俺だけで養っていければいいんだろうけど、それだとあいつらをほったらかしにすることになるし…、」
メルク「妹さん想いなのですね~…。」
ノーフィール「放っておくと、いつもとんでもない事件を引き起こすからな…。特に次女と三女が!」
主人公「思った以上に切実だった…!」
ノーフィール「あとは…、頼まれたからなあ。あいつらを寂しがらせず、お兄ちゃんとして面倒を見てやってくれって。」
主人公「それって…、」
ノーフィール「アングリアやメランコリが生まれた頃かねえ。親がそっちにかかりきりになって、ファニーやチアチールにかまってやれなくなったんだ。」
ノーフィール「それで、お兄ちゃんとして頑張ってくれって頼まれたんだよなあ。」
ノーフィール「その時の言葉にこんなに振り回されることになるとは、あの頃はちっともわからなかったんだけどな。」
ノーフィール「…両親がいなくなった後、親戚を説得して、バラバラに引き取られたあいつらを迎えに行って、5人で暮らせるように駆けずり回って、大変だったなあ~。」
主人公「そうだったんですか…。」
メルク「さっきはあんなこと言ってても、やっぱり、妹さん想いのお兄さんなのですよ~!」
ノーフィール「そ、そうか…?」
メルク「ノーフィールさんが照れてるのですよ~!」
ノーフィール「もういいだろ!」
ノーフィール「そういえば、癒術士に会ったら聞いてみたいことがあったんだよ。」
主人公「なんです?」
ノーフィール「心って一般的にどんな形をしてるんだ?」
主人公「えっ?」
ノーフィール「ほら、癒術士ってモンスターの心を癒すだろ?だからよく知ってるのかと思って、心がどういうものなのか。」
主人公「う、うーん…、難しいことを聞きますね。」
ノーフィール「っと、困らせて悪かったよ。こういうのは自分で体験しないと分かんないもんだよな。退屈と一緒でさ。」
主人公「じゃあ、心に形があるとしたら、ノーフィールさんは、どういう形だと思いますか?」
ノーフィール「んー…、」
ノーフィール「水、かねえ。」
主人公「水、ですか…。」
ノーフィール「ほら、嬉しい時とか悲しい時に波紋が広がったり、波立ったりする感じでさ、そう…、昔読んだ何かに書いてあったんだ。」
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ノーフィール「…。」
ノーフィール「(やっぱり、わからないな。どれだけ妹たちの真似をしても、表面をなぞるだけ。凪ぎきった、音のない水面だ)」
ノーフィール「(けれど…、わからないことに、その水面が少しだけ震えてくれる。そんな、気がする。)」
ノーフィール「(…そうだったらいい、と思えたら)」
備考
関連ユニット