Gamerch
メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -攻略Wiki【メルスト攻略】

「賭場の蒐愛帝」ルルーベット_story

最終更新日時 :
1人が閲覧中
最終更新者:ユーザー00000

村の青年「よし……、よしよし!」

村の青年「そりゃあ、フォー・オブ・ア・カインドだ! しかも、全部エース!」

ルルーベット「わぁ、強い。予想外。」

村の青年「へへへ、今度こそ俺の勝ちだな! この勢いで、逆転を……!」

ルルーベット「ふぅ、危なかったなぁ。 もう少しで負けちゃうところだった。」

村の青年「へ?」

ルルーベット「それじゃあ、私も出すね? ハートの8、9、10の……、」

村の青年「ま、まさか……!」

ルルーベット「ジャックの、クイーンで……ストレートフラッシュ。 ふふふ、私の勝ち~。」

村の青年「なぁー……!」

ルルーベット「ふふふ、楽しいねぇ。楽しいねぇ。 それじゃあ、約束通り……。」

村の青年「ひぇっ!」

ルルーベット「た~っぷり私の相手をしてね~。」

村の青年「ひやぁあああ!」

メルク「みゅみゅ~……。 これはいったい、どういう状況なのです?」

紹介所のお姉さん「……また、ルルーベットさんの敗北者が出てしまったのね。」

メルク「みゅみゅ!? 知っているのです、紹介所のお姉さん!」

紹介所のお姉さん「ええ、彼女はルルーベットさん。 西部の国からやってきた、生粋のギャンブラーよ。」

紹介所のお姉さん「とにかくギャンブルが大好きで、しかも強い。 とんでもない豪運の持ち主なの。 今負けた彼も、見事な10連敗だったわ。」

メルク「お、恐ろしいのですよ……。」

紹介所のお姉さん「いいえ、彼女が真に恐ろしいのはここからよ。」

メルク「こ、ここから、なのです?」

紹介所のお姉さん「そう、彼女は大のギャンブル好きであると同時に……、」

紹介所のお姉さん「大の年下の男の子好きなの!」

メルク「年下の男の子好き!?」

紹介所のお姉さん「正確に言うと、誰かを可愛がるのが何よりの喜びらしわ。 中でも、年下の男の子が好きらしくて……、」

紹介所のお姉さん「ほら、あの嬉しそうな顔を見て。」

ルルーベット「ふふふ、可愛いねぇ、可愛いねぇ。」

村の青年「ああ、やめて! 撫でないで! あふぅ、なんていい心地……。」

ルルーベット「初めて会ったときからねぇ。 ず~っと貴方が欲しいと思ってたんだよ?」

ルルーベット「でもね、家族がいるなら引き離せないよね。 だから今だけ、存分に甘やかさせてねぇ。」

村の青年「う、うわわぁー!」

メルク「た、たしかに嬉しそうなのです。 ……負けた男の人も、なのですが。」

紹介所のお姉さん「ああ……、哀れだわ。 彼が20歳だったばっかりに、ルルーベットさんの標的になってしまうなんて。」

メルク「あ、哀れは言いすぎではないのです? 男の人も嬉しそうなのですよ。」

紹介所のお姉さん「ええ、ルルーベットさんは、全力でその人のことを愛して、甘やかすもの。 嫌な気持ちになるわけがないわ。」

紹介所のお姉さん「……私も試しにやってもらったけど、もう凄かったわ。 生まれてきて良かったと思ったわ。」

メルク「そこまでなのです!?」

紹介所のお姉さん「でもね、それが問題なのよ。 あまりにも全力で愛を注ぎすぎるから……、」

男の人1「そんな! ルルーベットさんが、俺以外の男の人とイチャコラしている!」

男の人2「僕だけが彼女の1番だと思ってたのに! な、なんてことだー!」

メルク「な、なるほどなのです……。」

紹介所のお姉さん「ルルーベットさんは、みんなを平等に愛しているだけで、悪気はないんだけど……、」

紹介所のお姉さん「見ている方は、そうもいかないわよねぇ。 はぁ……、ルルーベットさん。」

メルク「説得力たっぷりのため息をありがとうなのです……。」

ルルーベット「ふぅ、まんぞく~。」

紹介所のお姉さん「あら、ルルーベットさん。 勝った分は可愛がらせてもらったの?」

ルルーベット「うん、10連勝なら、これぐらいにしておかないと。 あの子も、疲れてしまったみたいだし。」

村の青年「生まれてきて、良かった……。」

メルク「放心状態なのですよ……。」

ルルーベット「ふふふ、貴方も可愛いねぇ。」

メルク「みゅみゅ! わ、私も対象なのです!?」

ルルーベット「女の子も、モンスターも、動物も、み~んな大好きだよ。 1番好きなのは男の子だけどねぇ。」

ルルーベット「ねえねえ、可愛がらせてくれる? それとも、ギャンブルで決めようか?」

メルク「そ、それは……!」

村の青年「家族にもっと、優しくしよう……!」

メルク「(私もああなってしまうのです~!?)」

メルク「(……いや、あれはあれでそれほど悪い変化ではない気も……?)」

主人公「メルク、お待たせ。」

メルク「みゅ! 主人公さん!」

メルク「……みゅ!」

紹介所のお姉さん「まずいわ! 逃げて、主人公くん!」

主人公「へ? なんで……、」

ルルーベット「……!」

主人公「うわっ、びっくりした!」

ルルーベット「……君。」

主人公「は、はい?」

ルルーベット「可愛いねぇ!」

主人公「へ!?」

ルルーベット「可愛いねぇ? 可愛いねぇ! ふふふ、欲しいな~。私、貴方が欲しいなぁ!」

主人公「は、はい!? こ、これはいったいどういう……!?」

紹介所のお姉さん「なんてこと……。 主人公くんは、ルルーベットさんの好みにジャックポットだったんだわ!」

メルク「主人公さん、気をしっかり保つのです! 愛されすぎて、自分を見失ってはダメなのです!」

主人公「俺にわかるように説明してくれないか!?」

ルルーベット「ねえねえ、君。 主人公くん、っていうんだっけ?」

主人公「そ、そうですけど……。」

ルルーベット「私の家で働かない?」

主人公「どうして!?」

ルルーベット「だって貴方、とっても可愛いから! 私の家で、毎日ゴロゴロ気ままに暮らしながら、私に思う存分可愛がられてくれないかなぁ?」

メルク「な、なんとデメリットのない雇用条件なのです!?」

紹介所のお姉さん「羨ましい!」

主人公「い、いや、受けないから! そんな急に自堕落を極める覚悟はないから!」

ルルーベット「ダメなの? むぅ、ヴァーディルくんはこの条件であっさりと頷いてくれたのになぁ……。」

主人公「ま、まぁ、魅力のある提案だっていうのはわかりますけど……。」

ルルーベット「んん~、でも諦めるには惜しいなぁ。 仕方がない、こういう時は……、」

ルルーベット「ギャンブルで勝負だね。」

主人公「なぜ!?」

ルルーベット「困った時はギャンブル、ギャンブル。 私の大親友がねぇ、教えてくれたから。 だから間違いないの。うんうん。」

主人公「そのギャンブルに対する絶大な信頼はいったい……。」

ルルーベット「それじゃあ、簡単かつシンプルなコイントスで……、」

メルク「ちょ、ちょっと待ってほしいのですよ! 今のままだと、主人公さんが勝負する理由がないのです!」

ルルーベット「ん~、それもそうだね。 それじゃあ、え~っと……。」

ルルーベット「うん、私が勝っても家に来てとは言わないよ。 ただ1日、私に可愛がらせてほしいなぁ。」

メルク&紹介所のお姉さん「1日も!?」

主人公「そ、それぐらいならいいですけど。」

メルク「迂闊すぎるのですよー!」

ルルーベット「それで、私が負けたらねぇ。 いいいよ、何でも好きなことを聞いてあげる。」

主人公「バランスが取れてないのでは!?」

ルルーベット「ん~? いつもこの条件なんだけどなぁ。 ふふふ、リスクのない賭けは面白くないもんねぇ?」

ルルーベット「さぁさぁ、どうするかなぁ? やるかなぁ?」

主人公「メ、メルク……?」

メルク「ここまで来たら、やるしかないのですよ! 負けないように応援しているのです!」

主人公「お、応援でどうにかなるものなのか? まぁ、いいけどさ。」

主人公「えっと、それじゃあ……お願いします。」

ルルーベット「ふふふ、ありがとねぇ。 それじゃあお姉さん、トスをお願い。」

紹介所のお姉さん「わ、わかったわ。 じゃあ……行くわよ!」

紹介所のお姉さん「それっ!」

メルク「みゅ!」

主人公「おぉ……!」

ルルーベット「……。」

紹介所のお姉さん「はい! どっち?」

ルルーベット「選んでいいよ。」

主人公「じゃあ……表で!」

ルルーベット「……なら、私は裏だねぇ。」

紹介所のお姉さん「それじゃあ、開けるわ……。それっ!」

メルク「みゅみゅ! こ、これは……!」

紹介所のお姉さん「……表!」

主人公「あ、やった。」

メルク「良かったのですよぉ~!」

主人公「さっきから大袈裟すぎだぞ!?」

ルルーベット「……あーあ、残念。負けちゃった。」

ルルーベット「主人公くんは私には相応しくなかったのかなぁ? ふふふ、残念だぁ。残念だなぁ……。」

主人公「ルルーベットさん……。」

ルルーベット「でも、ギャンブルの結果なら文句はないよぉ。 さ、好きにしちゃってねぇ。」

主人公「……何でも好きに事、でしたよね。」

主人公「それじゃあ、仲間になってもらえますか。」

ルルーベット「……え?」

メルク「主人公さん……。」

主人公「いいよな、メルク?」

メルク「……はいなのです!」

主人公「これなら俺と一緒にいられるから、ルルーベットさんとしても悪くないのかなって……。 ど、どうですかね?」

ルルーベット「……ふふふ、変なの。 勝ったのは君なんだから、私のことなんて気にしなくていいのに。」

主人公「仲間になってもらえるのは、こっちにとっても有難いことですから。」

ルルーベット「ふふふ、優しいんだねぇ。 いいなぁ、いいなぁ、嬉しいなぁ。 貴方みたいな素敵な子の仲間になれるなんて!」

主人公「あはは、そこまで喜んでもらえると、こっちまで嬉しくなって……、」

ルルーベット「……ますます、欲しくなっちゃった。」

主人公「ひぇ……!?」

メルク「た、大変な旅になりそうなのですよ……。」

紹介所のお姉さん「羨ましい……。」

コメント (「賭場の蒐愛帝」ルルーベット_story)
  • 総コメント数0
新着スレッド(メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -攻略Wiki【メルスト攻略】)
ゲーム情報
タイトル メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/02/18
    • Android
    • リリース日:2014/01/30
カテゴリ
ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

「メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)」を
今すぐプレイ!

注目記事
ページトップへ