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「星読の瞳子」シェンイン

最終更新日時 :
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最終更新者:まーく

「星読の瞳子」シェンインの基本データ

出身少数民族の国
年齢34歳
性別
レアリティ★4
属性
成長タイプ平均
武器羽扇
武器種別回復
同時攻撃数3体
攻撃段数2段

初期体力初期攻撃力
1,3902,330
最大体力最大攻撃力
2,7804,660
覚醒体力覚醒攻撃力
4,5057,585
スキル進化体力スキル進化攻撃力
移動速度攻撃間隔
452.46
リーチタフネス
17041
DPS総合DPS
18945683
覚醒DPS覚醒総合DPS
3,0839,250
スキル進化DPSスキル進化総合DPS

スキル1-
追加日2017.08.11
ダイヤ限定★5&★4スカウトフェス2017.08.11

属性補正

炎属性

100%

水属性

100%

風属性

100%

光属性

100%

闇属性

140%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

シェンイン「なるほど。子どものことをショタと呼ぶ風習があると。」

主人公「シェンインさん……。いったい、何の本を読んでるんですか。」

シェンイン「主人公殿、奇遇ですね。こちらは先日に購入した、小説です。」

主人公「小説も読むんですか?なんだか意外ですね……。」

シェンイン「普段は物語は読まないのですが、その書店の前を通りかかったところ、店主からショタと叫ばれまして……、」

シェンイン「その単語を知りたいと請うたところ、この本を手渡されたのです。」

主人公「どんな店主なんだ……。」

シェンイン「しかし調べる限り、私はショタではないようです。年齢が釣り合っていませんから。いうなれば……、ショタおっさんでしょうか。」

主人公「シェンインさんの口からそんな言葉を聞きたくなかった。」

シェンイン「え?」

主人公「いや、なんでもないです。これは俺が封印しておきます。」

シェンイン「……?」

主人公「そ、それより、いつも本を読んでいますね。」

シェンイン「ええ。私がこうしてあなた方とともに旅をしているのは異国の知識を得るために他なりませんから。」

主人公「そうでしたね。リウ族の村のことを聞いて、俺たちに連絡を取ったんだって言ってましたし。」

シェンイン「……あなた方には感謝しています。癒術なる力でリウ族の危機を救ってくださったとか。」

シェンイン「リウ族の村はリュンリーの嫁ぎ先……。タオの村では凶兆として遠ざけられてきたあの子を、吉兆として受け入れることのできた村でした。」

主人公「シェンインさんはリュンリーさんとはどういう……?」

シェンイン「関係と呼べるほどのものはありません。しいて言うならば、あの子は私が仕える方の姪。」

シェンイン「そして……、あの子を凶兆と読んだ星読み。それだけです。」

主人公「星読み……。人に宿る星を読み、行く末を予言する力を持った一族、ですよね。」

シェンイン「ええ。そうは申しても、もはや値は薄れてしまっております。私とて、この片目にしか因果を映すことはかないません。」

シェンイン「それゆえに……。」

主人公「シェンインさん?」

シェンイン「いえ、なんでもありません。それより、また本を買いにゆきたいのですが付き合っていただいてよろしいでしょうか?」

主人公「いいですよ。シェンインさんの体じゃ、持てる本の量に限りがありますもんね。」

シェンイン「ふがいないかぎりです。こうして一回り以上も年の離れたあなたに手伝ってもらわねば、ろくに買い物もできぬとは。」

主人公「子どもの頃に体が弱かった影響であんまり背が伸びなかったって言ってましたよね。今はもう大丈夫なんですか?」

シェンイン「心配は無用ですよ。あれはこの瞳のせいでしたから。」

主人公「あっ……。星を読むにも負荷がかかるんでしたっけ。」

シェンイン「今はもう扱いを覚えましたから、問題はありません。幼い頃は、それがわからずに初めて力を使い、そして数年ほど、床で過ごすこととなりましたが。」

主人公「そうだったんですか……。」

シェンイン「お気になさらず。さあ、参りましょう。」

主人公「あっ、はい。」

シェンイン「……どうして手をつなぐ必要が?」

主人公「あっ。す、すみません。見た目が子どもだからつい、はぐれないようにと。」

シェンイン「……。」

主人公「あ、あの?」

シェンイン「人と触れ合えるということは、すばらしいことです。当たり前のように感じられることやもしれませんが。」

主人公「……。」

主人公「……そうですね。それを、なくさないでいられるといいですね。俺もシェンインさんも、……リュンリーさんも。」

シェンイン「……ええ。」

シェンイン「(リュンリー)」

シェンイン「(あなたを初めて凶兆と読んだのは、私が齢にして8の頃。あなたが生まれたその日でした)」

シェンイン「(しかし、幼い私の体では星読みの力に耐えられず、結果を誰にも告げることもできずに、倒れてしまった)」

シェンイン「(人々に愛され、健やかに育つあなたを見て、自分の読んだ星はきっと間違いだったのだと、いつしか床に伏しつつ、そう思うようになっていました)」

シェンイン「(けれど、あなたがわたしを見舞いに来るたびにどういうわけなのか私の体は弱り、やせ細ってゆく。あなたはやはり、凶兆だったのです)」

シェンイン「(あなたが成長すれば、やがて健常な者にも影響が及ぶでろうことは星を読むまでもなく、わかってゆきました)」

シェンイン「(ゆえに、あなたが5つになった頃。私は床から這い出て、あなたを凶兆と読んだ。この冷たい夜を映した、藍の瞳で)」

シェンイン「(あなたはこんな私を兄と慕い、見舞いの花を届けるような優しい娘でしたから、ことが起きれば、己を責めると分かっていました)」

シェンイン「(だから……、あなたに私を恨んでほしかった。己がどんな凶事をもたらすのかを知らぬままにただ理不尽さに憤り、己を愛してほしかった)」

シェンイン「(けれど、賢い娘よ。あなたはどこまで気づいていたのでしょうか。そればかりは、この瞳をもってしてもわからない)」

シェンイン「(だというのに。あなたが私を恨んでなどいないことだけは、はっきりとわかってしまうのです)」


備考



関連ユニット


※ ステータスの項目名でよくわからない場合は「ユニットページについて」を参照してください。
※ 画像やステータスなど掲載の無い場合は情報提供してくださると助かります。ストーリーはネタバレ配慮のため、コメント欄へ直接書き込まず返信から投稿してください。


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コメント (「星読の瞳子」シェンイン)
  • 総コメント数5
  • 最終投稿日時 2017/08/18 12:02
新着スレッド(メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -攻略Wiki【メルスト攻略】)
ゲーム情報
タイトル メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/02/18
    • Android
    • リリース日:2014/01/30
カテゴリ
ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

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