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「番外門の毒蛾」ヒュチュカ

最終更新日時 :
1人が閲覧中
最終更新者:ユーザー48909

「番外門の毒蛾」ヒュチュカの基本データ

出身妖精の国
年齢19歳
性別
レアリティ★4
属性
成長タイプ平均
武器独毒注射
武器種別突撃
同時攻撃数2体
攻撃段数3段

初期体力初期攻撃力
2,4202,220
最大体力最大攻撃力
4,8404,440
覚醒体力覚醒攻撃力
7,9157,215
スキル進化体力スキル進化攻撃力
8,3057,585
移動速度攻撃間隔
612.06
リーチタフネス
12047
DPS総合DPS
--
覚醒DPS覚醒総合DPS
3,5027,005
スキル進化DPSスキル進化総合DPS
3,6827,364

進化-
-
スキル1クリティカル(炎光)
炎・光属性モンスターの体力が50%以下の場合、0.51〜?%の確率で即座に癒す(対象の体力が低いほど確率が増加)。
スキル2-
11月新ユニット追加フェス2021
追加日2021.11.08
11月新ユニット追加フェス2021
入手方法-
-


属性補正

炎属性

 90%

水属性

 90%

風属性

 90%

光属性

 140%

闇属性

 100%


モデル


ストーリー

ネタバレ注意!

<黒い背景画面>

「ごほっ!ごほっ、ごほっ!」

「あ、ああ……父さんは平気だ。はは、まさか病気で寝込むことになるなんてな……。小さい頃以来だよ。」

「変ね。お互いに健康だけが取柄だったのに。けほっ、けほっ……!」

「ふふ、ありがとう。大丈夫よ。それより、あなたは平気?」

「そう、よかった。なら、うつらないうちに向こうに行ってなさい。」

「……ごめんなさいね。お母さんたちもすぐに治すから。」

「ああ。そうしたら、また一緒に過ごそう。だから待っていてくれ。」


<画面替え・とある秋の森>

???「ヒュチュカ。」

「……。」

「誰、私の名前を呼ぶのは。」

「誰、こんなところまで来た馬鹿は。」

「……いえ、誰だっていいわ、そんなの。とっとと消えて。」

???「いや、丁重にお断りしよう。」

「……状況把握もできない、危機感もない、底抜けの能天気さんみたいだから、消えた方がいい理由も教えてあげる。」

「この森、昔は緑で茂ってたの。だけど私一人が来ただけで、この通り。どうしてかわかる?」

「……毒よ。」

「私の翅から分泌される鱗粉には、生まれつき生物に有害な毒が含まれているの。それのおかげで……御覧の有様よ。」

「当然、人間にだって有害よ。2、3日、動けなくなるのは覚悟することね。」

「だからとっとと消えて。あなたが倒れたって、こっちは世話する気なんてないし……、」

「そもそも、できないんだから。」

???「……そうか。」

「そうよ。だからもう……、」

???「それで?もうこっちの話をしてもいいのかな?」

「……は?」

「……ちょっと待って。あなた……私の毒が効いていないの?」

???「己の不幸にしか目に止まっていないようだから、私は懇切丁寧に教えてやるとしよう。」

???「私のマスクは空気清浄機能付きだ。この程度の毒は無効化できる。」

「なっ……。」

???「では次はこっちから質問だ。お前がさぞ悲壮感たっぷりに語り、こうしてあっさりと対処されたその毒……。」

スティーノス「もっと有効に活用してみないか?」


<画面切り替え・紹介所(昼)>

ヒュチュカ「はい、300ゴルドね。」

ヒュチュカ「これで痛みは引くと思うけど、続いたり、ひどくなるようならまた来なさい。新しい薬を処方してあげるから。」

町の青年「助かります!ヒュチュカさんの薬はよく効くからなぁ……。」

ヒュチュカ「それはどーも。ほら、用が済んだならとっとと帰りなさいよ。」

町の青年「はい!ありがとうございます!」

「よかった。これであの子と出かけられそうだ!」

ヒュチュカ「……。」

主人公「お疲れ様、ヒュチュカ。」

ヒュチュカ「ん?なんだ、あなたたちか。」

メルク「相変わらず好評なのですね、ヒュチュカさん特製のお薬!」

主人公「町のお医者さんも言ってたぞ。ぜひ材料を教えてほしいって。」

ヒュチュカ「はっ、医者ならそれぐらい自分で調べろっての。」

主人公「いや、そうしたら、しらない材料があったらしくてさ……。珍しい材料でも使ってるのか?」

ヒュチュカ「まぁね。私しか知らないんじゃないかしら。」

主人公「それを承知で、自分で調べろって言ってたのか……。」

ヒュチュカ「要は企業秘密ってことよ。自力で調べられないなら諦めろって伝えといて。」

町医者「いーや、諦めないわ!」

主人公「うおっ!?」

ヒュチュカ「こいつか……。」

町医者「そう!私こそがご紹介に預かった医者よ!」

メルク「しょ、紹介はしていないのですよ?」

ヒュチュカ「はぁ~……面倒くさ。」

ュチュカ:聞いてたならわかったでしょ。薬の材料は教えないし、譲らないから。」

町医者「そうは言わずにヒントだけでも!ね、ね!どこで手に入るの!?」

ヒュチュカ「……私が心に決めた相手なら、誰でも手に入れられるわ。」

町医者「ひぃ~、どうしても察してしまう否定の意思~。」

ヒュチュカ「伝わって嬉しいわ。」

ヒュチュカ「別に薬を卸さないって言ってるんじゃないんだから。それで我慢しなさいよ。」

町医者「うう~!あなたはそれでいいの!?」

ヒュチュカ「いいって、なにが?」

町医者「だってその材料を……、ううん、せめて成分だけでも公開すれば……!」

町医者「すべての薬の効能は飛躍的に上昇することになる!もっと多くの人を救うことが出来るのよ!?」

メルク「そ、そんなにすごいものだったのです!?」

ヒュチュカ「……そうね。」

町医者「医学に、携わる者として、救える人が増えるのは願ってもないことでしょ!だからどうか公開を……!」

ヒュチュカ「勘違いしているようだけど。」

ヒュチュカ「私は別に、顔も知らない誰かを救いたくて、医者をやってるわけじゃないから。」

町医者「え……。」

ヒュチュカ「そもそも、医学を学んだのも、成り行きみたいなもんだしね。」

町医者「な、成り行き?」

ヒュチュカ「そう。面倒な男に絡まれてね。私の持っているものを有効活用しないかーとか、何回も何回も勧誘に来たんだけど……、」

ヒュチュカ「断ってたらそのうち、医学書を持ってくるようになったのよ。せめぜ自分で制御できるようになれって。」

ヒュチュカ「こちとら文学も読めないのに、嫌がらせかと思ったけどね。だけどムカついたから文学を覚えて……、暇も持て余してたし、本も読むようになった。」

ヒュチュカ「で、読み終わったころに、そいつはまたやってくるのよ、新しい本と一緒に。何度も何度も。」

ヒュチュカ「どれだけ辛く拒絶したって……何度も。」

町医者「……。」

町医者「……その制御できるようになれって、言われたものはどうなったの?」

ヒュチュカ「どうにかなったから、こうしてここにいるに決まってるでしょ。……10年ぐらいかかったけど。」

ヒュチュカ「定期的に薬を飲まなきゃだけど、まぁ、あの時より遥かにマシよ。」

ヒュチュカ「こうして誰かと、どうでもいい話もできるようになったわけだしね。」

主人公&メルク「……。」

町医者「そう……。よかったわ。」

ヒュチュカ「……。」

ヒュチュカ「そういうわけだから……悪いけど、私は別に医学に思い入れも、使命感もないの。だから世の為、人の為に何かするつもりはないわけ。」

町医者「そ、そうなのね……。」

メルク「でも、ヒュチュカさん!こだわりがないということなら、教えてあげてもいいのではないのです?」

主人公「俺もこのお医者さんにはお世話になってるけど、絶対に悪用とかはしないと思うぞ。」

町医者「ふ、二人とも……。」

ヒュチュカ「……そんなのは百も承知だわ。」

町医者「えっ!?」

ヒュチュカ「だけど言ったでしょ?材料は私が決めた相手にしか譲らないって。その枠はもう、埋まっているのよ。」

ヒュチュカ「そしてこれ以上、増やすつもりもないし、あいつと並ぶ相手が出てくるわけもない。」

ヒュチュカ「だから私は、あいつ以外の誰にもこの毒を渡さない。」

ヒュチュカ「この毒は、あいつだけを侵すものだから。」

町医者「そう……。」

町医者「って、えっ?いま、毒って……。」

ヒュチュカ「……答えは教えないわ。だけど、私の言動や薬から勝手に推測したり、分析するのはあなたの勝手。」

ヒュチュカ「わかるといいわね。わかりっこないだろうけど。」

町医者「ヒュ、ヒュチュカさん……!」

ヒュチュカ「ふわぁぁ……、疲れた。じゃあ私、お昼寝するから。うるさしくないでよ。」

主人公「ああ。」

町医者「ありがとー、ヒュチュカさーん!」

ヒュチュカ「……はぁ、わかんない奴ね。さっき言ったばっかりでしょ?」

ヒュチュカ「うるさくするなっての。」


備考



※ ステータスの項目名でよくわからない場合は「ユニットページについて」を参照してください。
※ 画像やステータスなど掲載の無い場合は情報提供してくださると助かります。ストーリーはネタバレ配慮のため、コメント欄へ直接書き込まず返信から投稿してください。


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コメント (「番外門の毒蛾」ヒュチュカ)
  • 総コメント数19
  • 最終投稿日時 2022/02/27 17:17
    • さすらいの癒術師さん
    19
    2022/02/27 17:17 ID:et0g9gdg

    >>9

    町医者:って、えっ?いま、毒って……。

    ヒュチュカ:……答えは教えないわ。だけど、私の言動や薬から勝手に推測したり、分析するのはあなたの勝手。

    ヒュチュカ:わかるといいわね。わかりっこないだろうけど。

    町医者:ヒュ、ヒュチュカさん……!

    ヒュチュカ:ふわぁぁ……、疲れた。じゃあ私、お昼寝するから。うるさしくないでよ。

    主人公:ああ。

    町医者:ありがとー、ヒュチュカさーん!

    ヒュチュカ:……はぁ、わかんない奴ね。さっき言ったばっかりでしょ?

    ヒュチュカ:うるさくするなっての。

    • さすらいの癒術師さん
    18
    2022/02/27 17:16 ID:et0g9gdg

    >>9

    メルク:でも、ヒュチュカさん!こだわりがないということなら、教えてあげてもいいのではないのです?

    主人公:俺もこのお医者さんにはお世話になってるけど、絶対に悪用とかはしないと思うぞ。

    町医者:ふ、二人とも……。

    ヒュチュカ:……そんなのは百も承知だわ。

    町医者:えっ!?

    ヒュチュカ:だけど言ったでしょ?材料は私が決めた相手にしか譲らないって。その枠はもう、埋まっているのよ。

    ヒュチュカ:そしてこれ以上、増やすつもりもないし、あいつと並ぶ相手が出てくるわけもない。

    ヒュチュカ:だから私は、あいつ以外の誰にもこの毒を渡さない。

    ヒュチュカ:この毒は、あいつだけを侵すものだから。

    町医者:そう……。

    • さすらいの癒術師さん
    17
    2022/02/27 17:16 ID:et0g9gdg

    >>9

    町医者:……その制御できるようになれって、言われたものはどうなったの?

    ヒュチュカ:どうにかなったから、こうしてここにいるに決まってるでしょ。……10年ぐらいかかったけど。

    ヒュチュカ:定期的に薬を飲まなきゃだけど、まぁ、あの時より遥かにマシよ。

    ヒュチュカ:こうして誰かと、どうでもいい話もできるようになったわけだしね。

    主人公&メルク:……。

    町医者:そう……。よかったわ。

    ヒュチュカ:……。

    ヒュチュカ:そういうわけだから……悪いけど、私は別に医学に思い入れも、使命感もないの。だから世の為、人の為に何かするつもりはないわけ。

    町医者:そ、そうなのね……。

    • さすらいの癒術師さん
    16
    2022/02/27 17:16 ID:et0g9gdg

    >>9

    ヒュチュカ:そう。面倒な男に絡まれてね。私の持っているものを有効活用しないかーとか、何回も何回も勧誘に来たんだけど……、

    ヒュチュカ:断ってたらそのうち、医学書を持ってくるようになったのよ。せめぜ自分で制御できるようになれって。

    ヒュチュカ:こちとら文学も読めないのに、嫌がらせかと思ったけどね。だけどムカついたから文学を覚えて……、暇も持て余してたし、本も読むようになった。

    ヒュチュカ:で、読み終わったころに、そいつはまたやってくるのよ、新しい本と一緒に。何度も何度も。

    ヒュチュカ:どれだけ辛く拒絶したって……何度も。

    町医者:……。

    • さすらいの癒術師さん
    15
    2022/02/27 17:15 ID:et0g9gdg

    >>9

    町医者:すべての薬の効能は飛躍的に上昇することになる!もっと多くの人を救うことが出来るのよ!?

    メルク:そ、そんなにすごいものだったのです!?

    ヒュチュカ:……そうね。

    町医者:医学に、携わる者として、救える人が増えるのは願ってもないことでしょ!だからどうか公開を……!

    ヒュチュカ:勘違いしているようだけど。

    ヒュチュカ:私は別に、顔も知らない誰かを救いたくて、医者をやってるわけじゃないから。

    町医者:え……。

    ヒュチュカ:そもそも、医学を学んだのも、成り行きみたいなもんだしね。

    町医者:な、成り行き?

    • さすらいの癒術師さん
    14
    2022/02/27 17:15 ID:et0g9gdg

    >>9

    ヒュチュカ:聞いてたならわかったでしょ。薬の材料は教えないし、譲らないから。

    町医者:そうは言わずにヒントだけでも!ね、ね!どこで手に入るの!?

    ヒュチュカ:……私が心に決めた相手なら、誰でも手に入れられるわ。

    町医者:ひぃ~、どうしても察してしまう否定の意思~。

    ヒュチュカ:伝わって嬉しいわ。

    ヒュチュカ:別に薬を卸さないって言ってるんじゃないんだから。それで我慢しなさいよ。

    町医者:うう~!あなたはそれでいいの!?

    ヒュチュカ:いいって、なにが?

    町医者:だってその材料を……、ううん、せめて成分だけでも公開すれば……!

    • さすらいの癒術師さん
    13
    2022/02/27 17:14 ID:et0g9gdg

    >>9

    ヒュチュカ:はっ、医者ならそれぐらい自分で調べろっての。

    主人公:いや、そうしたら、しらない材料があったらしくてさ……。珍しい材料でも使ってるのか?

    ヒュチュカ:まぁね。私しか知らないんじゃないかしら。

    主人公:それを承知で、自分で調べろって言ってたのか……。

    ヒュチュカ:要は企業秘密ってことよ。自力で調べられないなら諦めろって伝えといて。

    町医者:いーや、諦めないわ!

    主人公:うおっ!?

    ヒュチュカ:こいつか……。

    町医者:そう!私こそがご紹介に預かった医者よ!

    メルク:しょ、紹介はしていないのですよ?

    ヒュチュカ:はぁ~……面倒くさ。

    • さすらいの癒術師さん
    12
    2022/02/27 17:14 ID:et0g9gdg

    >>9

    ヒュチュカ:これで痛みは引くと思うけど、続いたり、ひどくなるようならまた来なさい。新しい薬を処方してあげるから。

    町の青年:助かります!ヒュチュカさんの薬はよく効くからなぁ……。

    ヒュチュカ:それはどーも。ほら、用が済んだならとっとと帰りなさいよ。

    町の青年:はい!ありがとうございます!

    よかった。これであの子と出かけられそうだ!

    ヒュチュカ:……。

    主人公:お疲れ様、ヒュチュカ。

    ヒュチュカ:ん?なんだ、あなたたちか。

    メルク:相変わらず好評なのですね、ヒュチュカさん特製のお薬!

    主人公:町のお医者さんも言ってたぞ。ぜひ材料を教えてほしいって。

    • さすらいの癒術師さん
    11
    2022/02/27 17:14 ID:et0g9gdg

    >>9

    そうよ。だからもう……、

    ???:それで?もうこっちの話をしてもいいのかな?

    ……は?

    ……ちょっと待って。あなた……私の毒が効いていないの?

    ???:己の不幸にしか目に止まっていないようだから、私は懇切丁寧に教えてやるとしよう。

    ???:私のマスクは空気清浄機能付きだ。この程度の毒は無効化できる。

    なっ……。

    ???:では次はこっちから質問だ。お前がさぞ悲壮感たっぷりに語り、こうしてあっさりと対処されたその毒……。

    スティーノス:もっと有効に活用してみないか?

    <画面切り替え・紹介所(昼)>

    ヒュチュカ:はい、300ゴルドね。

    • さすらいの癒術師さん
    10
    2022/02/27 17:13 ID:et0g9gdg

    >>9

    ……いえ、誰だっていいわ、そんなの。とっとと消えて。

    ???:いや、丁重にお断りしよう。

    ……状況把握もできない、危機感もない、底抜けの能天気さんみたいだから、消えた方がいい理由も教えてあげる。

    この森、昔は緑で茂ってたの。だけど私一人が来ただけで、この通り。どうしてかわかる?

    ……毒よ。

    私の翅から分泌される鱗粉には、生まれつき生物に有害な毒が含まれているの。それのおかげで……御覧の有様よ。

    当然、人間にだって有害よ。2、3日、動けなくなるのは覚悟することね。

    だからとっとと消えて。あなたが倒れたって、こっちは世話する気なんてないし……、

    そもそも、できないんだから。

    ???:……そうか。

新着スレッド(メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -攻略Wiki【メルスト攻略】)
ゲーム情報
タイトル メルクストーリア 癒術士と鐘の音色(ライン・ストラテジー)
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/02/18
    • Android
    • リリース日:2014/01/30
カテゴリ
ゲーム概要 あなたの心を感動で癒す温かなストーリーを、圧倒的ボリュームで送るRPG。 簡単操作ながら遊びつくせない程の遊びと物語の世界へ、今旅立とう!

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